『晩秋に憂う』冷たくなった秋風は缶コーヒーに甘さを求める切なさだ 信号待ちで吐く息は日に日に白くなっていく 心の靄は濃淡か 飾られることのない油絵か 枯葉を踏んで歩いていると 日常が古着になっていく 予備のボタンよ目を覚ませ 朝と夜が歪み合うその前に
11/14/2023, 3:16:53 PM