NoName

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拗れねじれ気づけば手元に溢れた花びらの山が出来て
その花弁を見つめながら
わたしはそっとつぶやき

「私の愛が注がれてるものなら
これでもいいわよね」

口元から溢れる花弁を花束にして
わたしはこれから会う彼に渡す準備をする

今日こそは振り向いてくれるかしら

12/13/2022, 11:15:28 AM