とらた とらお

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これはまだ未完成の、途中の考え…。


マンガ『君たちはどう生きるか』で
コペル君が最後に言う。

「自分中心に回ってると思ってた世界が実は中心は自分だけじゃないと気づいた。じゃあ何が中心なのか?太陽のような存在が回してると思ってたけどそうじゃない、中心なんて無いのかも。皆それぞれが流れを作り出してる。」みたいなことを。
詳細は調べ直してほしい…。

これを読んで私は簡単なことだと気づいた。
答えは身近にあるじゃないか。
「宇宙」だ。

自分の世界は自分中心で回っている。
すなわち自転だ。
そしてそれは自分だけではない。
この世のもの全てが自転している。
つまり、それぞれ自分中心に世界が展開してる。
物語が紡がれている。主人公という意味だ。

それぞれ自転しているものが
空間にばらまかれている。
つまり宇宙だ。

自転するものの中には
周りをも巻き込む存在がいる。
つまり太陽だ。
そして、その太陽系をも巻き込む存在がいる。
つまり銀河だ。

宇宙の原理は見事に人間社会にも当てはまる。
だから、答えは『宇宙』なんだ。

宇宙の中に『宇宙』がある。
『宇宙』の外に宇宙がある。
『宇宙』の外に宇宙があるならば、
宇宙のさらに外側にも“宇宙”があるのだろう。

例えば宇宙が一つの細胞だとしたら
成長(拡大)していっているのも頷ける。
さらに外の“宇宙”の観測が難しいのもね。

『宇宙』と言ってしまうと
三人称的視点で(漠然と)
宇宙を観ることに慣れた人達は
振り出しに戻ってしまうだろう。

でも人間社会という『宇宙』を観る時、
三人称的視点にだけ戻ってしまってはダメだ。

それぞれ自転している。
一人称視点で(を意識して)観る。

相手から自分を観た思想行動考えもある。
二人称視点で観る。

つまり、『宇宙』を観る時は
一人称二人称三人称視点で同時に観て
その条件・環境で起き得る皆それぞれの言動を
そのまま受け入れることだ。
怒ったりせず。

何故なら
その相手と全ての条件が同じにされ
その環境状況に自分が投げ込まれた時、
相手とまったく同じ言動を
自分も取るはずだからだ。

なぁに簡単さ。
よく聞く言葉。
「相手の立場に立って考えよう」だ。笑

よく相手を観ることだ。

自分中心にしか観ていない人は
相手中心に。
相手中心にしか観ていない人は
自分中心に観る目も持つことが大切だ。
相手の感じる感情は自分でも経験してみないと
完全には理解できない訳だからね。

大切だよ自分視点も。

11/8/2024, 2:09:13 AM