君と歩いた道
隣を歩いて良いのかわからないから
少し後ろを歩いてみるの
もうすこし、あとすこし
1歩先のあなたに追いつけない
手を伸ばしたら届くのに
小さな背中に怖気付く
おいていかないで、ふりむいて
てをとって、つれていって
私の手は
私の腕は
あなたをずっと待っているのに
私を置いて消えるあなたが
ちょぴり寂しいなんて言うのね
私を気にしていないようなあなたが
来るのが遅いって頬を膨らますのね
あぁなんて罪深い人かしら
わたし、あなたがわからないわ
あなたの背中ばかりを見ていて
何も楽しくないというのに
何かを期待させるあなたは
愛らしくて憎たらしい
わたし、あなたを嫌いになりそう
6/8/2025, 2:54:50 PM