私の旅路:2
私の視線の先には、いつも傷付いた誰かがいる。
私は、小さい頃から誰かの為になりたいと日々精進していた、しかし、私が、直接助けを求めている人に手を差し伸べたら、いつも逆に不幸せな感情を抱かせてしまう。なぜなら、生れつき私は、脳に疾患があり、会話力や人の気持ちが理解出来ないからである。
まず、会話力である。今は、完治しているが疾患があった期間、皆が、友達や同僚と話せるよう。気軽な会話力を身に着けている間私は、疾患があるせいで身につけようとしても身につかないのである。そして、私が、完治した中学生の時に、仕事や責任を感じるようになり、接客や上司との会話を学ぶ。これは、私にも出来る。
そう、私は、気軽な会話ができないのである。おそらく、コミュ障と同じ現状と思うかもしれないが、全く違う。コミュ障は、緊張して人と話さない。つまり、話し方を知らないという訳ではない。
私の場合は、初心者が、英語で話す時に英語の構成が分からない。という状態と同じなのである。
次に、人の気持が理解出来ないから。というのは、幼い頃から疾患のせいで、人と接しても会話が噛み合わなかったり話が飛んだりするせいで、人とのコミュニケーションを躊躇っていたからである。 人は、人と接して初めてその人の性格や気持ちなどを理解できる。そして、お互いに、信頼をしたり恋をしたりする。反対に、嫌いになったり、犬猿の仲になったりする。こういう経験を積んで、一般的には、「こういう話し方をすると嫌われるんだな」と反省する。そして、大人への階段を一歩一歩歩んでいくのである。しかし、私には、そんな経験がない。
以上の2つの理由の結果私は、人に触れてしまえばその人は、絶対に傷ついてしまう。だから、私は、魔女なのだ。勘違いしないで頂きたいのだが、私は、このままでいいとは努努思っていない。いつの日か、人と気軽に話せるように常々精進しているつもりである。
7/19/2024, 6:19:31 PM