《ないものねだり》
“おねーちゃんおかえり!!”
周りと比べれば、歳の差のある妹が私にはいて。
3年前まではひとりっ子で、お姉ちゃんになりたいなんて思ってたのに…、ちゃんと心の底から嬉しかったのは1歳までの間。
妹が大きくなるにつれて、知識とやらがついてきて、自分より周りの目が気になって。
ふたりで手繋いでたところを親子って言われたのは、人生でもう5回は軽く超えてる。
“わたしもおねーちゃんとぴあの行く!!”
あーあ。
思い出したくもないのに。
今日は観たいテレビがあるから、早く課題終わらせて…。
なんて思ってたのに。
でも多分、観たいテレビは妹によって別の番組に変えられるんだろう。
それで喧嘩になったら、私が怒られて…。
お姉ちゃんになんてなりたくない。
ピアノなんて、プロ目指してる訳じゃないしもう辞めたい。
26.3.26
3/26/2026, 11:53:28 AM