霧夜

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微かな言葉で、揺らめいて

不安定なそれは、何時消え入ってもおかしくなくて

それでも、未練が残ってしまう今

それを涙で、消してしまわぬ様に

自分の手で、優しく守っていこう

--二作目--

死んでるかの様に、冷え切った胸の内

空っぽの手のひらを見詰めても、虚しさばかりが募るだけ

...そんな最中、突然現れた貴方

僕の日常に突然入り込んできた貴方は

私の心など梅雨しれず、屈託なく笑うものだから

「―――...ふはっ、」

その時初めて、僕の心に暖かい炎が灯ったような気がした

#心の灯火
403作目

9/2/2024, 12:00:11 PM