君とずっと対等になりたかった。 いつも、君は誰よりも、何よりも輝いていた。宝石なんかでない、太陽の輝きにあまりにも近い君のとなりに、私はいていいのか。きっと、私は月だ。君がいるからみんなに気付いてもらえるんだ、とやるせない気持ちで胸が一杯になってしまった。でも、君にはとてもそんなこと言えない。今日も私は、太陽に照らされ光る。いつか輝きを纏い、君のとなりに並んで、心からの笑顔で笑えたら、その笑顔で君を照らし返せたら。
8/24/2024, 1:04:51 PM