主人公は前回と名前同じですが特に同一人物ではないです。夢小説のイメージでお読みください。
リュウガは目の前の現状に眩暈感じた。何故なら
「失敗しちゃったんだぜ」
とリュウガの目の前で身体中真っ黒にした霧雨魔理沙がいた。
『何で帰ってきたら家がなくなってんだよ?』
「ちょっと薬の調合していたら分量間違えて爆発したんだぜ」
『…とりあえず怪我は無いのか?』
リュウガは魔理沙に近付くと持っていたハンカチで顔をふく。
「一応シールドの魔法かけていたから大丈夫だぜ」
『それなら良いけど…霊夢の所は風呂無いし…紅魔館にでも行くか?』
「紅魔館は…」
魔理沙はちょっと罰が悪そうな顔をした。
『無断で借りている本は俺も一緒に謝ってやるから返すんだぞ』
魔理沙はガックリと肩を落としたが
「わかったのぜ」
と言った。
魔理沙のホウキにリュウガは乗せて貰っていた。魔理沙の後ろから抱き締めるようにお腹に手を回して飛んでいた。
「リュウガ。飛べるのに何で今夜はホウキに乗ったんだぜ?」
『たまには楽したいしさ…魔理沙とスキンシップしとこうかなと思ってさ。紅魔館行ったら恐らく家直すまで執事やらされるだろうし』
リュウガはため息を吐いて魔理沙の髪に顔を埋める。魔理沙の首にリュウガの息がかかる。
「ちょ…❗️息が…くすぐったい…❗️」
『紅魔館着くまで我慢な』
「うう…わかったんだぜ」
満天の星空の下で魔理沙は頬を染めながらも心中は幸せであった。
家が直るまでリュウガは紅魔館で執事。魔理沙は本の整理にメイドやっていたそうだ。
終わり
4/6/2023, 8:30:35 AM