Tell a lie

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夜の空、星が溢れるのを眺め

水面に映る星を眺める

その水を手ですくっては

手の中で揺れる景色に笑みを溢す


この星たちは、いったい

どれほどの想いを抱え

願いを叶えてきたのだろう


答えのない問いに想いを馳せ

だんだん、眠気が瞼を覆うようになったのなら

形のない願いを手の隙間から溢し

手に星の光を纏わせて

1人、帰路に着く


この癖がいつの間にか

私の日常になってしまったのは

記憶の中で笑う、あの人の隣に居続けたせいなのでしょう

3/15/2024, 1:13:20 PM