ジーキャー

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 ある人は言った。一秒先は未来だと。しかし、それは現実の一つの側面に過ぎない。
 どんな未来への鍵を持っているのだろうか。一般的な人生を送る未来への鍵だろうか。
それとも、自分の力で切り開いていく鍵だろうか。
 その手に握られている鍵はどんな鍵なのかは、誰にも分からない。無形であるがゆえに。
しかし、形を作ることはできる。望んだ未来を自分の手で掴むのなら。
 されど、多くの人は、一般的な人生を送ることになる。それは楽だから。
水の流れに流れる魚のように、時代の流れに流されていく。楽であるゆえに。イージーモードである。
 しかし、時代の流れを作り出すことができるなら、未来は大きく変わっていくだろう。
 それは大変な道である。思う通りに行くことは難しい。ハードモードになる。
だが、未来を自分の力で切り開いていくという実感がある。それはイージーモードには無い。
 定められたレールに乗ることは良い。しかし、それは安寧であるが脆い。
 時代は変わりつつある。かつての安寧は、これからも安寧ではない。脆いゆえに崩れてしまいかねない。
 新しい時代を切り開くのは、新しい未来の鍵なのである。
 そのためには新たなレールを作る必要がある。脆いものではない。頑丈な未来のレールを。
 どちらの未来への鍵も無形であるがゆえに、自らの手で作り出していく必要があるのだーー。

ーー未来への鍵は誰かが作り出すのでは無い。自らの手で作り出していくもの。
誰かに頼っていくものでは無い。自分が自分に頼っていく必要があるのである。
自分の軸を持つ、他人の軸になってはならない。自分の責任は自分で負うものであるためにーー。

1/10/2025, 11:33:13 PM