まにこ

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○月×日
「鍛錬」と云う言葉を使えばすぐに乗ってくると思っていた。
案の定、瞳を輝かせながら話に食いつく。
内心溜息をつきつつも、そんなことはおくびにも出さずに「鍛錬」を開始することにした。

一日目
いつも通り、陥没している。
まずは指の腹でその周りを触れるか触れないかのギリギリを攻める。
くすぐったいと何度も口にしているがそれは徹底的に無視。
そこがほんのり桃色に色付いてきたところで「鍛錬」を終える。

二日目
今日も今日とて陥没している。
指の腹で昨日よりも少し愛撫を長めに行う。
相変わらずくすぐったい、と言っていたものの、漏れる吐息に甘やかな声色が混じり出している。
奥に潜まっていた芯がじくじくと熱を帯びているようだ。

三日目
少し顔を出しているように見える。
指の腹で片方を撫でつつ、もう片方は舌先で啄く。
上げる声には艶がかかっているようだ。
じっとりと舐めてやると、どうやら下半身も疼くようで太腿をもじもじさせているのが見えた。
それには気付かないフリをして、より丹念に舌先で奥を解いていく。

2/27/2025, 2:40:58 AM