未来という言葉が嫌いだ。 卒業文集で学年全員将来の夢について語ったのに、自分だけ過去を振り返るくらいには。 ようは、うじうじしている自分が好きなのである。明るい陽の光を浴び、素敵な未来を歩む…なんて妄想は必要ないんだ。私にとって。 卒業文集のテーマがただ一人だけ違った。書いたのは今では生活を共にする想い人だった。
1/10/2025, 5:20:43 PM