幼い頃に立ち上がれるようになってから、今までルールにずっと縛られてきた。親の決めたルールをはじめ、保育園、学校、社会人としてのルール。国が決めたルールだってある。
人は誰しもがルールに縛られて、規律の中で生きていく。
「それって、とってもつまらないんじゃなぁい?」
腕から血を流す僕はルールに縛られすぎて心を病んだ。
隣にいる君はしたり顔でいつもルールを破って僕を嘲笑う。
「好きなことできずにルールに縛られてるのって、それってロボットと何が違うのさ」
僕の腕を治療しながら、いつだって自由を説いてくる。
そんな君は自由を求めすぎて、僕の前からもいなくなってしまった。
君は今、どこで自由を満喫していますか?
きっと天使の羽が生えて、この空さえも自由に飛び回っているのかもしれないね。そのうち会いに行くから自由なままでいて。
4/25/2024, 9:06:45 AM