一番辛いときに君に出会った。
Twitterの相互フォローという関係ではあったけど、話したことはなかった。でもなんとなく会ってみたくて待ち合わせた。
駅前、時間に遅れてきた君に少し不満だったけど、どうやって話せばいいんだろうという緊張感にそれは掻き消された。
どうやら私たちは生きるのがとても苦手らしかった。それが性別を除く唯一の共通点だった。
周りに話せば重たくなってしまうことも君にならなんだって話せた。
まじで狂ってるね。頭おかしいよ。
と笑いながらいう君の言葉に救われた。言葉にしたらひどいと思う人が多いんだろうなと思った。でもその言葉こそ私を受け入れてくれるものだと思った。初めて私をみてくれた気がしたから。私の醜さを醜いと言ってくれる、嬉しかった気がする。
君は友達が少ない。周りの目が怖い。頭もいい方ではない。でも家族は優しい。恵まれているのにどうしてこうなんだろうとこぼした。
私たちのすべてはカラオケだった。カラオケボックスのちいさなちいさな世界で互いを慰め合って。
頭がおかしかったんだね、君とずっとおかしくいれたら私はそれでよかった。危ないことしてもどうでもよかった。
突然君のアカウントが消えた。
私は取り残されてしまった。苦しかった。いなくなりたかった。私はまた歩き出さなければならない。
でも私の両手は君に引き留められたまま。
ずっと、ずっと覚えている
カラオケで寝転がった私の頭を優しく撫でた君のことを。
1/20/2026, 6:12:31 AM