こくご

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 夢に色はあるのか。

 これは、私にとって難問である。あるような気もするし、ないような気もする。夢を思い出すにしても、破茶滅茶なエピソードやあやふやな輪郭が思い浮かぶだけで、色は全くもって思い出せない。もし夢の中で「わ!なんて赤いりんごなのでしょう!」なんて言葉が発されたのを覚えたまま目覚めることができたのならば私の夢に色があることは立証されるのだろうが、残念なことに、そんな都合の良いことはなかなか起こらないものだ。
 調べてみたところ、芸術肌の人間は色付きの夢を見ることが多いらしい。芸術肌とは、これまたあやふやなものである。文章書きはその "芸術肌" に含まれるのだろうか。それこそ絵描きなどであれば色彩に触れる機会も多いし、事物をじっくりと見つめる訓練を日常的に行っているが故に、夢に色彩があることはなかなか理にかなっている気がするが、こちとらスマートフォンや紙上の黒い活字を見つめる日々である。うーん、調べたところで私の夢に色があるのかなんてピンポイントなことはわからなかった。

 なんだ、座学なんて全然役に立たないじゃないか。結局、夢の中で確かめるしかなさそうだ。現在21時29分…それでは研究することにしましょうか。え?いや、少し時間的には早いですけれど、これはれっきとした "研究" ですので。へへへ
 それでは皆様、おやすみなさいませ。


: こんな夢を見た

1/23/2024, 12:29:15 PM