すい

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指先で触れた冷たい画面の向こう。

あぁ、きっと今日もそう…。


ふっと笑う君の気配。

最後の静かな沈黙。

ただ私の中に深く根を下ろした君の声が、
静かな波紋を広げるだけのそんな夜。


君はいつまでそこにいてくれるのか。

目を逸らしたその一瞬で、また消えてしまうのか。

そんな不安を抱くことさえ、私の自由じゃない。


"おやすみ"

君の柔らかい声に、新しい未来を見てしまう。

切れそうな糸でしか繋がっていないのに、
なぜか分かり合えているような気がしてしまう。

きっと私たちは終わらない。

そんな確証のない予感が、
いつもこの関係を少しだけ救ってくれる。



                      ___予感

10/21/2025, 4:41:49 PM