灯詩

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私は光が灯った街を見た

少年は寂しそうな顔をした空を見た

街は色とりどりだった

空はいつの間にか泣きそうになる

街からは祭りの音も鳴り響く

少年は空に手を伸ばす

私は、少年を見つめ返す

少年は慰めるように空を見た

街からの光や音は静まり返る

空も大きな月の周りを彷徨く

私は寂しくなる

少年はいつまでも傍に居てくれた




すれ違う私たち
また逢える日を待ち遠しく待つ

10/19/2024, 10:14:32 AM