快晴
「やばいやばい!遅刻しちゃうよ~!」
机の上にある小さなデジタル時計は7時30分を過ぎていた。
「いってきまーす!」
挨拶を返す声はない。
かわりに写真立てに入った自分と目が合う。
隣りにいる人は、窓からの日差しが反射して見えない。
最後にあったのいつだっけ
幼馴染だった彼女
多分どこかで編み物でもしてるんだろうな。
そして、たまに
私が約束破ったこと思い出して怒るんだろうな。
「あっ、ヤバ!もう完全に遅刻じゃん!!」
とにかく、今日も眩しいくらいの快晴です。
4/13/2023, 10:43:03 AM