フィロ

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私には大切な友達がいる

出会いはオンライン上、SNSだ
だからお互い本当の名前も連絡先も、顔さえ知らない
困った時や苦しんでいる時に会いに行けない、実際に力になれることなんて何もないかも知れない

そんなのは 友達 とは言わないよ
と言われるかも知れない
それでも、私は友達だと思っているし、そこにはちゃんと「友情」が存在していると感じている

年齢だっておそらく母子ほど離れているけれど、初めて彼女と出会った時から、彼女を放っておけないという不思議な力で引き寄せられたように思うし、
その後も何度かメッセージをやり取りするうちに、この出会いは必然だったと彼女とは何かの縁で繋がっていたことを感じている


面と向かって話が出来ないからこそ視覚に頼れない
文面だからこそ、言葉とは裏腹な心の奥の本当の思いが伝わることも多い

彼女の言葉は私がこれまで感じたことがないほど(夫以外)ストレートに心に刺さるし、私も素直に受け入れる事が出来る
余計な装飾のない、物事の本質を見つめる感性から出てくる彼女の言葉に私はいつもワクワク、ドキドキする
自然と私も感じるままの言葉を彼女に届けることが出来る


もちろんこれは、私の独りよがりの勝手な感情かも知れないし、彼女が友情を感じているかは分からない…

それでも…

例えそれがバーチャルな不確かなものの上に存在するものであっても、私の中に生まれた「大切な友への思い」は本物だ
それを「友情」と言ったっていいじゃないか




『友情』

7/24/2024, 9:56:10 PM