終わり、また初まる、ということが、この世界では繰り返されている
なんでもそうだ
1日が終わったら、新たな1日になるし、学校が終われば放課後となる
ドラマが終われば次のドラマ
退職して仕事が終われば新しい生活
何かの終わりとは、新たな何かの初まりであると言える
だから、これは決して終わってしまったわけではない
何かが初まりを告げたのだ
確かに私はテストで恐るべき点を取った
クラスで最下位であろうことはほぼ確実だと思う
しかし、逆に考えてみよう
私がいろんな意味で終わったからには、これ以上ひどくはならないということ
もう上しかない
上がっていくしかない
下がることは絶対にない
下がりたくても下がれない
一番下だから
私の快進撃はここから初まるのだ
最下位より下はないのだから、上がらざるを得ない
なんて素晴らしいことか
私は決して落ちたのではない、やれば絶対に昇れるようになったのだ
ここから私のサクセスストーリーが初まる
そうとでも考えなきゃやってられない
だってこの点はないでしょ、いくらなんでも
3/12/2025, 10:46:18 AM