りくのいるか

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真夜中

真夜中に恋文を書くと失敗すると言う話を思い出した。

私の今のバイト先は薄暗い、そして肉体的にとても疲れる。

非日常の世界は常に真夜中のようであり、そのようなテンションになっていた。

本日、昼にご近所の集まりが有り、写真を撮っていただいたのだが

写っている自分を見て

伯母に生き写しであった。

伯母は生涯独身であり、私の幼い頃は両親よりも可愛がっていただき、

いつも、珍しいおもちゃを買ってくれた人であった。

大好きだったのだが、1つ残念に思っていたのは

なんで、おばちゃんは、女の人っぽい洋服を着ないのかな?変わってる……。

と、いつも思っていた。

母から聞いた話だが、伯母はお見合い結婚をしたが

旅館で旦那さんのスネ毛を初めて見て仰天、驚愕して逃げて帰ってしまって、結婚は無しになったそうだ。

そうなるとバツイチ?なので

エピソードとしては悲惨だが

選んでくれる人がいたので私よりはまだマシなのでは無いかと思う。

しかし、私は最近浮かれていた。

今は深夜テンションで書いた自分の恋文を読んで恥ずかしくなっているような気持ちである……。

職場で私に思わせぶりゲームをしている男性たちに申し上げたいのだが、

痛々しいおばさんをからかって遊ぶのは、本当に可哀想だからやめてあげてください。

罰が当たりますよ!

来世は私と伯母のような、いつまでも乙女を内包したおばさんになって苦しんでください!

5/17/2024, 10:16:22 AM