照花は、古い苔むした岩の上に登った。俺は太陽をまともに受け、眩しそうに、手をかざしながら見守っている。「さあ、始めましょう。」逆光のなか、照花が立ち上がるさまが見えた。巫女と神官、という立場でなければ、真っ先に君に思いを告げるのに。【逆光】
1/24/2024, 12:47:25 PM