頭空っぽにして読め

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全てが嫌いになって全てがなかったことになった、真っ白な世界。その世界は今日は真っ白になりきれていない。どうしてだか、曖昧な色の空をしている。きっと彼女がおかしくなってるんだ。空の異変の原因を探していると、思いのほか簡単に見つかった。彼女は地面に座りブツブツと何かを呟いていた。

「嫌われた?嫌われたか。またか。何がいけなかった?わかんねぇ。これで何度目だ。あー覚えてないな。また言われるな。あのクソババアに、またお得意の覚えてないですか!ってな。あー面倒い。しらね。もう何も知らねーよ。どうにでもなっちまえ。」

「ストレスたまってるね。クソババアって担任の?ここに湧いたの?もう誰もいないのに?」

「…いや、いた。いなかったか?あーいたかもしれない。いや、いないのか…?」

「本当にお疲れだね。そろそろ落ち着かないと空が大変な事になってるよ」

「わーお。ほんとだ。あれは白?にしちゃあれね。汚ぇ。」







飽きた!気が向いたら書き足しマッスル!

6/14/2023, 1:45:50 PM