あの夢のつづきをどうしたのと彼女が振り返る。無言で背後に立たれて驚いたようだった。別にどうかしたわけじゃない。四葉のクローバーで作った指輪を交換して、あなたと結婚するのときらきらした笑顔で言い放った幼少時の夢。ただ2人であの夢のつづきを見たいだけだ。手の中にある本物の指輪はそれを叶えてくれるだろうか。
1/12/2025, 1:00:56 PM