自由に飛び回る鳥たちは、わたしにとっての憧れだ。
空を飛ぶのはどんな感じなんだろう。気持ちいいかな。疲れるかな。鳥になってみないとわからない。
いつか鳥に生まれ変わったら、自由に飛び回りたい。翼をはためかせて、力強く飛び回りたい。
疲れたら、電線に止まって、街を、人々を、俯瞰してみてみたい。きっとそれぞれの人間の数だけのドラマを垣間見ることができるだろう。
こうやって、上からみていると、人の放つオーラがはっきりとみえる。
悲しみの渦中にいる人が抱える、闇のような影を落とす暗いオーラは、特に目立ってみえる。
しかし、よくみてみると、眩しいほどの光を放つ明るいオーラが、闇のような影を落とす暗いオーラと手をつないでいることに気がつく。
光と影は、まさに”表裏一体”だ。
これに気がつくことが、人生において重要なことの一つだ。
しかし、これに気がつくのは”ずっと先の未来”だ。
光と影は二つで一つ、分けることはできないんだよな。
鳥になったわたしは”ずっと先の未来”の記憶を思い出して、そして忘れる。
_________空に向かって__________________________。
4/2/2025, 1:57:14 PM