愛を注いだり注がれたりしても
「お前は橋の下から拾ってきたんだよ」と親から言われてショックを受けた、という話を以前はたまに聞いていました。
親になってわかるのは、子供には、お金も時間も体力も忍耐も必要なのに、わざわざ拾ってくるなんて、よほど愛が溢れる人か奇特な人なんだなと思うようになりました。
こう考えると、親が本人なりの愛情を注いでいたとしても、子がそれをわかるということはほぼないでしょう。逆の立場になって、初めてわかるものでしょう。
なので、愛情を注がれている側は、当たり前だと思っているので、なくなって初めて気づくようです。
逆に愛情を注いでいる人は、たまに注ぐのに疲れることはあるでしょうし、注ぎ方や加減がわからない時もあります。
またお互いが、親だからこうするべきと思っていて、それがずれている時は、あまりうまくいかないのかもしれません。
しかし、これだけ注いでいるんだから、と怒るのは、ちょっと大人げないですね。
私といえば、感情的になった後に、もう少し大人にならねば、と反省をする日々です。
12/13/2024, 10:54:36 AM