目と、香と、味と、音。不意に触れたそれらはふと彼(か)の記憶を呼び覚ます。踏み出す為に蓋を用い、きつくきつく縛り付け。深に没入。潜り果てへと。遠く過ぎた日、君の元へと。/ 記憶の海日常のふとしたところで思い出す。心締め付けられるようなこと。綺麗さっぱり忘れてしまおう。深く深くしまい込み、いつの日にか、笑って話せるように。
5/13/2025, 5:30:39 PM