“よいお年を”
柔らかな響きが暖かな言葉。さようならと言うよりは,またね に近い気がするそんな挨拶。
一年でほんの一週間もないぐらいの期間 数回だけしか口にしないそんな音。
“明けましておめでとう”
次に会ったときにそんな風に言えるからだろうか。挨拶の中でも殊更魅力的に聞こえる。
正式な使い方ではないらしいけれど,大晦日に言って 翌日 新年の挨拶をするあの高揚感。間違いなく続く未来を思わせる素敵な時。
そんな風に思うのは変なのだろうか?
来年は君に一番に伝えられたらいいな。今年はもう過ぎてしまったけれど。
寝る前に よいお年をって君に言うから。目が覚めたら 明けましておめでとう って。
······ えっと,だからね。一緒に住んでくれませんか?
テーマ : «よいお年を»
1/1/2023, 8:01:27 AM