血に塗れた街で平和の祭典が行われている滑稽。数多の首が転がり、血で汚れた広場に群がる群衆は、あの時と同じように下卑た歓声を上げている。狂喜乱舞、これが民草の望んだ自由の末路か。 これでは、どちらが悪魔か分かったものではないな。蛆虫の如く蠢く人間どもを塔の上から見下ろして、重苦しい息を吐いた。テーマ「嵐が来ようとも」
7/30/2024, 7:30:26 AM