「この呪いを弱めることができます」
嘘つきな魔女はそういうと彼女にまた新たな呪いをかけた。
「さぁ急ぎなさい、王子」
王子は急かされるように服を脱ぎ大勢の女性とのパーティーを始めた。
「ハッハッ!許嫁がずっとそばにいると遊ぶに遊べなくてね」
「また、いつもの場所に来てくださいね王子」
「いつもありがとう!君も大切な僕のガールさ」
王子と別れた魔女は眠り続ける姫さまを抱いて薄暗い森の中へと消える。
「大丈夫大丈夫!僕がキスをして彼女が目覚める。側から見ればとんでもないハッピーエンドになってるだろ」
お題 目が覚めるまでに
8/3/2022, 11:22:58 AM