近くの学校から夕方の鐘がなる、子供たちはもう帰る合図の鐘だ。
私は散歩で歩くのが疲れて学校近くの公園のブランコに座っていた。
遊んでいた子供たちが友達と別れの挨拶をしてみんな家路へ帰っていく。
(アミダは明日から学校だって言ってたな…)
夏休みという長い休みの最後の日。
さよならグラビティに来て2年目の夏だったが、今年も楽しいことが沢山あった。
みんなで花火を見たり、ラプラスとマモンとお祭りをまわったり、海で女王決戦というのもやってた…
アミダが溶けると言いつつ溶けたらどうなるんだろうね?という質問が面白かったり、ハレルヤが私の作ったシロップ沢山のかき氷を食べてくれたり、Xをもふもふしたり…
「いたいた、ネオ!」
思いふけっていたら、誰かに名前を呼ばれた。
振り向くと
「ハレルヤ」
「もう夕飯できるから、帰ろ?」
にこっと優しく微笑むハレルヤが立っていた。
「うん」
私はブランコから立ち上がり、ハレルヤと並んで歩いて公園をあとにする。
蝉がうるさく鳴いている。
きっと来年もうるさく鳴いているのだろう。
だが、私にとってそれも夏の思い出…
来年もみんなと一緒に楽しい夏に出来たらいいな
そう思いながら私も家路へ歩いていく。
8/31/2025, 11:02:20 AM