掃除の時間が終わったころ、バケツの水を外に流しているクラスメイトを背景に見た光景が忘れられない。
軽く射すように降る雨と、雨の隙間をもっと上から射している柔らかな陽射しが、学校特有の黄色っぽい土に水溜りを作っていた。
雨が少しづつ晴れていくたび空へと気持ちが昇っていくようで僅か5秒ほどの間ただ呆然とそれを見ていた。
ふと、私はなぜかこの光景をずうっと先でも覚えている気がしたのをそれもずうっと覚えている。
小学6年生の6月の話だ。今もなお、その記憶を未来に運んでいっている。
3/24/2026, 8:19:59 AM