サガノケイ

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冬の夜は長く、雪が降る頃になればなおさら、空気が澄んでくっきりと浮かぶ月や星々が闇に輝く。

深い闇になればなるほど、ひとひらの光が眩しく感じる。

いろんな譬えができるけれど、それは全部飲み込んで、ただ、夜の静けさに浸っていたい。

朝の光の暖かさに頬が緩んだり、夜の寒さに肩をすくめたり。

両方あるから、それぞれに感謝してしまうのかもしれない。

12/2/2022, 2:04:20 PM