郡司

Open App

始まりはいつも…
始まりはいつも…
と、考えて、敢えて「始まり」と感じる何かがあったかどうかいまいち判らないことに気づいた。新たなフェーズに入った実感がビシビシ感じられるようなことは少なかった気がする。しかも、それは自分自身の考え方が急に新しい方向へ開いたり、明確な気付きが意識に啓いたりした時で、そこから色々な物事が必然的に展開してゆく流れになる。

…と、ここまで書いて気付いた。「始まり」はいつも、後からついてくる。自分自身の中で変化や変容が起こった後からだ。逆のパターンは無いようだ。

さて、じゃあ何を以て「始まり」とするのが適切なのだろうか?
気付きの前に何かがある。何も無いなら気付きも導き出せない。
新しきへシフトする展開を「始まり」とするならば、その前に自分の内に変化変容があり、その変化変容を導いたのはそれ以前の物事だから…やっぱり、どこが「始まり」かわからなくなる。すべては「ひとつながり」なのかもしれない。

始めの無い始めから、
終わりの無い終わりまで。

「私はアルファであり、オメガである」って、大昔に誰かも書いていた、そういえば。

10/20/2023, 2:38:58 PM