一筋の光雨雲の隙間から一筋の光が差し込んでいた。その光の中に入りたくて、僕は必死に自転車を漕いだ。しかし、光はどんどん遠ざかるばかりで全く追いつけなかった。まるで憧れてる人の背中のように、その光は太くて大きかった。いつか絶対に追いついてやる!あの時、僕はそう思った。太くて大きい光を見つめて憧れの人と並べるくらい成長して見せると僕は固く心にそう誓った。
11/6/2024, 3:17:59 AM