君に名前を呼ばれるだけで胸が高鳴って、その名前を特別に思えた。君が名前を呼んでくれるから、私は自分の名前を好きになれたし、1日を頑張る元気をもらえてたんだよ。なのにさ…ねぇ、最後に私を名前で呼んだのいつだっけ? 口を開けば、「お前」だの「おい」だの。目さえも合わせてくれなくなって。君が呼んでくれるから、特別になった私の名前。君が呼んでくれなきゃ、自分の名前に価値なんてないんだよ。だからちゃんと私を見て、私の名前を呼んで。『私の名前』
7/20/2024, 4:50:23 PM