ちょこくれーぷ

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【転校前のプール】

友達Rが転校する前の思い出作りとして、私M、友達Y、友達Tと共にRと一緒に市民プールに行って遊ぼうと計画を立てた。
当日、それはものすごい晴天であり猛暑だった。
私は2時間前からずっとソワソワしながら準備しており、気持ちがかなり昂っていた。そうしているうちにあれを忘れたこれを忘れたと気付き忘れたものをバッグに詰めて居たらいつの間にか時計は約束の1時になろうとしていた。
すぐに家を出て集合場所まで自転車を走らせて、少し汗をかきながらも到着したが、写真として思い出を残すためのスマホを忘れてしまった。もう既に到着していた2人に断りを入れて取りに帰り、戻って来る時にはもう1人も着いていた。
4人揃ったところで急いで市民プールに行き、男子のRとTと別れ更衣室でYと着替えて外に出てプールに着くと、まだRとTは居なかった。
暑くてたまらなかったため先にシャワーを浴びてプールに入る事にした。そして五分くらいしたあとRとTがやっと来て、4人で遊び始めた。
私が「遅かったね。どこで道草食ってたの?」と不満を少し込めて聞くと、Rが「いや〜更衣室にクラスメイトのHが居てさ。少し話してからトイレに行ってこっちに来たって訳よ。」と多分嘘は混じっていないであろう話をした。隣でTは水中から頷いている。何やってんねん。
私は自分から聞いたが興味が冷め、そうなんだと適当に相槌を打ち、Rに水をかけた。Tには水中チョップ。
なんだかんだの出だしだったが、遊び始めると不満は消え去り全力で楽しんだ。やることは鬼ごっこや変な特技の見せ合いや泳ぎの練習や新技の発明など、様々なことをして楽しんだ。
1時半から遊び始め、2時半に出る予定だったが気付いたら3時半になっており、やっぱ遊び足りないと4時半まで遊んだ。
プールを出てからさっさと着替え、髪を乾かし、外に出た。するとRとTとYが既に靴を履きホールで喋っており、私も急いで靴を履いて行った。
そしてアイスとジュースを買い、たくさん話して、写真を撮り、2つの約束をし、帰路に着いた。途中まで一緒のルートなので、人通りの少ない一本道では自転車で競争したりしながら帰った。
夕焼けチャイムが鳴った頃合でそれぞれの家路につき、家に帰った。
私は家に帰り、約束通り今日のことを日記に書いた。
いつ、もう片方の約束が果たされるだろうか。楽しみで仕方が無い__

7/7/2024, 8:59:14 AM