心機一転

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『距離』

多趣味ですが、趣味の一つである作詩の話を他人へすると、大体半笑いの顔をされます。

哲学の骨に詩の肉を付けるかのように、丁寧に言葉を綴ったとしても、読むのは一瞬です。
書き手の放つ言葉は、放たれたその瞬間から書き手のものではなくなります。どれだけ時間を掛け丁寧に綴ろうとも、放たれた言葉はもう読み手のものなのです。
この距離は埋まることはないでしょう。

文才のないわたしごときの言葉なんて尚更。
わたしの心も半笑いになりそうです。

12/2/2024, 9:55:24 AM