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風に身をまかせ、フラフラしていると、
とある人の前についた。
「椛くん…?何をしているんだい?」
「あ、先輩!」
私の好きな人だ。
「風に吹かれてました〜」
えへへ、と笑う。
「ふふ、本当に君はおかしな子だね。」
おや。と言って私の髪に触れる先輩。
「葉っぱがついていたようだよ。」
「あ、ありがとうございます!」
髪、触られちゃった…
嬉しすぎて舞い上がっちゃいそう…
「これから私はお菓子タイムと行くのだが。」
良かったら一緒にどうだい?と言う先輩。
「もちろん!私でよければ!」
「椛くんがいいから、誘っているんだよ。」
そう軽く笑って言う先輩。
こういうことするからずるい。
「もう…サラッとかっこいいこと言わないでくださいよぉ…」
恥ずかしくて顔が熱くなる。
「あははっ。ごめんね。」
でも、そんな先輩がかっこよくて大好きだ。

5/14/2024, 12:18:12 PM