君を探して
教室が違う君と私。
それでも君の教室の前を通ると無意識のうちに君の教室をチラリと見てしまう。
君は私のことなんてもう覚えていないのかもしれなくて、どうにかしてあの頃の君を探してみるけど、私が知らない人と君が話しているとああもう君はいないんだなって悲しくなる。
でも諦めきれずに、今日も君の顔。透き通って響く声。話せなくてもいい。あの凛とした後ろ姿だけでいいから、ただそれだけでいいからこの目に焼き付けておきたい。っていう願望が捨てられずにいる。
今日も私は君を探す。
3/14/2025, 1:43:26 PM