冬山210

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『ただ君だけ』

ただ君だけに生きていて欲しくて、
その為なら他はどうなっても構わなかった。
ただ君だけが私の希望で、
私は君のことが大好きな私のことを愛していた。
だから君に死んで欲しくはなかった。
だから君にいつまでも生きていて欲しかったのだ。

君がいない青空の下を歩いて、
君がいない春の日を迎えた。
何ら変わらず今日も私は息をしている。
ただ君だけが不足していた。

5/12/2025, 4:54:29 PM