ねぇしゅんくん覚えてる??
私の王子様になってくださいって言ったの。
今思うと凄く恥ずかしいけどw
でもしゅんくんは快く私の告白に
オッケーしてくれたよね。
その後、私泣いちゃったけど
あれは嬉し涙だったんだよ。
本当に嬉しかった。
それから手つなぎながら一緒に帰ったよね。
でも…。信号無視してきた車にひかれて
2人とも意識不明の状態になって病院に運ばれた。
私だけが助かってしまって…。
凄くやるせない思いでいっぱいだったんだ。。。
なんでしゅんくんが…
まだ一緒に遊びたかったのに。
まだ一緒にいたかったのに。。。
ずっとそばにいたかったのに。。
どうして…。
その時は本当に私、絶望の淵にまっ逆さまに
堕ちていってたの。
それから親たちにしゅんと
一緒にいてあげてって言われて
泣きながらしゅんくんの名前を叫んで
呼び続けてた。
でも。次の瞬間
「はるちゃん、もう泣かないで。
はるちゃんは笑顔が1番似合うんだから。
ねぇ、はるちゃん。
最後に1つお願いしていいかな。
僕に飛びっきりの笑顔を見せて」
と酸素マスクをつけて息切れしながら必死に
伝えてくれるしゅんくんの声が聞こえた。
わたしは大号泣しながら最高の笑顔を
しゅんくんへプレゼントした。
この日は絶対に忘れない。忘れたくない。。。
自分の初恋の日を無駄にしたくない。。
今もこれからもずっと心の中にはしゅんくんがいる。
5/7/2024, 1:34:41 PM