次郎

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『ひそかな想い』

私が何故、一人で居るのが好きなのか理由がある。


友達や好きな人は居るけれど

その人達には

私の側にいて欲しいとは思わない。



生きてるものにはいつか終わりが来るように

私の人生もいつかは終わりが来る。


それがいつかなんて分からないのは

誰もが同じ事だけれど


私は、私が居なくなった時の事を考えてしまう

誰かが居なくなった寂しさや苦しさを

知っているからこそ

特別な誰かには隣に居て欲しくない。


思い出が沢山ある程辛くて苦しい

その思い出の中の私には

元気だった私で居てくれる方が

私が居なくなったとしても

すぐに、ただの思い出になってくれるから


人の本当に死ぬ時は

忘れられる時と良く言われるけれど


私は、ずっと、誰かの心の中に

居続ける方が苦しいと思っている。


それに、心に居続けるのは

辛い思い出の方がずっと長い。


もし誰かが、

ふと思い出してくれた時の私は

暗い顔で居るより

元気な私で居たいのだ。

2/20/2025, 3:54:28 PM