凍てつく星空。
ここは日本。全世界、宇宙に数多く存在する生命の住める、ただの一つの土地。
僕は日本人だ。お辞儀も感謝も習慣だし、神も仏も適度に信じている。それが例え日本に住んでいるからだとしても、国の外に出向いた時の僕の行動は、何らいつもと変わらないだろう。
私は仕事をしている。お金を貰って生きていくためだ。だけど、その目的が行動の全てでは無い。困っている人が居たら手伝うし、声を掛けたり、代役を務めたりする事もある。ありがとうも、良くやったも、頼もしいも、私の原動力になり得る。ただ、その逆は無い。
私たちは、人が良いんだと思う。謙虚で慎ましく懐が深い。受け入れる姿勢ができている。
でもそれが、将来、この先の先の子孫にとって、最良の土台になる事と、イコールにはならない。
混じり合うためには、互いの一歩が必要で、譲るのではなく、進むという一歩で、種も言葉も習慣すらも越えられる。
「譲らない」も、混じり合う為の手段なのだ。
ただ寒さに震える雪の日に、雪すら降らないこの土地に、凍てつくだけの毎日に、星は見つかるだろうか。
まず初めに、この土地の言葉を理解して貰おう。
だってきっと綺麗だから。
12/1/2025, 2:55:46 PM