あかる

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安らかな瞳

 安らかな瞳で思い出されるのは、祖母の瞳だろう。私は祖母に溺愛されていたと思う。物心ついた時には、祖母と一緒に寝ていたし、病院に行く時も祖母が付き添ってくれた。

 祖母の優しい眼差しは、私の心に安らぎを与えてくれたと思う。無償の愛を注いでくれたことに、私は感謝している。

 最近、父の目を見ると、祖母の目に似てきたと思う。特に安らかな瞳が祖母にそっくりだ。いずれ私も似てくるのだろうか。心が安らかになれば、祖母のような安らかな瞳になれるのだろうか。

 心がざわつくような人生をここ数年送っていた。そういう生活に疲れた自分がいた。本来の自分とは乖離しているから、心がざわつくのだろう。

 穏やかな人生を送りたいとは思っている。子供の頃は、物静かでおっとりとしていたと思う。最近は時間に追われるだけで、生きがいを感じることも少なくなっていた。

 親の面倒を見ているとき、よく笑顔を見ることが増えた。その時、自分の心も安らいでいくのを感じた。笑顔を見ることが、安らかな瞳になれる方法なのかもしれない。

3/14/2026, 12:52:48 PM