風に撫でられた青い稲穂達が、心地良さそうにゆらりゆらりと揺れていた。
揺蕩う姿達は、寄せては返す波間を思い起こさせる。
白い窓枠に肘を付きながら、この壮大な景色を独り占めしている。
ふわりとふわりと、青い深緑の薫りも風と共に部屋に充満していく。
もうあそこへは戻れないけど……
『遠い日の記憶』
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違う内容を書いていたけど、片耳の耳鳴りが止まらなくて……ちょっと違う意味でヤバいかなと、内容を消して急遽書き直しました。
まだ続いてます……
こわいよ……(泣)
7/18/2023, 10:02:01 AM