題名:神様へ
「神様は全知全能だから、なんでもできるんでしょう?」
君は嫌味たっぷりに言う。
「そうなんじゃない?それがどうかしたの?」
なんとなく予想はついていたが、君は僕との会話を続けたそうにこちらを見るから質問した。
「ならなんで、私はこんな不幸な目に遭うの?私が不幸な時、誰かは幸せなんだよね。それって不平等だよね?」
問い詰めるように君は答えた。
「僕は神様ではないから分からないよ。だけど、全てが同じになっていたら、それは逆に気持ちが悪いけどね。」
僕は君の考えを否定するように言った。
「…確かに。私と同じ人しかいない世界って逆に不幸せね。」
「そうなの?」
「そうよ。いつも大人は、いつか幸せになるって言うけれど、それっていつなんだろう?答えられないくせに、そんな事を言うから呆れるよ。神様気取りもいいところよね。」
「…そう。」
4/14/2026, 11:59:07 AM