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貴方に告白をしたあの日、私は貴方の体温、呼吸する音、そして心臓の音を知った。



貴方は私に手を伸ばして、まずは頭を撫でた。
それから、私を抱きしめた。そして抱きしめたまま胸部を愛撫した。
そして偶然、貴方の手が内側のふとももに当たった。

それを境に私は純情な女の子ではなくなった、貴方と少しだけ大人びたことをしたから。
私にとっては全く知らない世界だった。
だから、何もわからず、されるがまま、貴方に身を委ねていた。


それ以降、貴方はそっけない。
貴方が私に何をしたか、全てを私が知ってしまったからだろうか?

でも、それでも私は貴方が恋しい。
いつまでも、貴方の恋人になりたいと願う心は変わらない。


こんなにもあの日のことを思い出して、貴方を思って胸が痛くなるなら、
私は何も知らない子供のままでいたかった。

5/12/2024, 1:46:48 PM