呼吸の仕方さえ、忘れてしまった。君が僕の前から消えたあの日から。君は僕の全てだった。僕の全ては君のものだった。君がいたから僕は笑えた。君の隣だから息ができた。「大切」なんて、そんな稚拙な言葉で表したくはない。けれどそれが僕が表す最大限の言葉だった。君がいなければ意味がない。君がいなければ呼吸さえできない。君がいないなら、僕は何もいらない。
4/20/2024, 3:09:08 PM